【消滅した年】1965（昭和40）年
【現在の町名】太子堂
【町名の由来】円泉寺境内の太子堂が由来
【雑記・感想】この太子は聖徳太子を指します。明太子と並ぶ世界三大太子です。では、なぜこの世田谷の地に聖徳太子なのでしょうか。下記文献によると、１５９２年に賢慧法印という方が弘法大師作の聖徳太子の尊像＋αを捧持して関東に向かった折に、この地でなぜか悪夢を感じてしまった。そこで円泉寺を建てた。その円泉寺に聖徳太子像を祭り村の人々の信仰を集めたため、結果としてその村の名前になった。
悪夢からの寺。
ハウスメーカーの営業トークに騙されて田舎にアパートを建てたようなイメージでしょうか。３０年一括借上で家賃保証！と言われて契約したけど、実は家賃の金額自体の保証ではないため２年ごとに家賃改訂されて修繕費もかかり収支が合わず飼い殺しに。まさに悪夢。からの寺建てなきゃ（ポカリ調で）
［発見日：平成25年11月24日］
［町名由来出典元：江戸東京残したい地名／本間信治著］
