【消滅した年】1969(昭和44)年
【現在の町名】神田駿河台、神田猿楽町、神田三崎町
【町名の由来】徳川家が江戸に呼び寄せた駿河国の家臣団が屋敷を構えた場所
【感想・雑記】これは旧町名ではないですが、今ではあの界隈では貴重な琺瑯製という一点でもう旧町名扱いですよ。最近旧町名のハードルどんどん下がっているよね。せめて神田区駿河台とかであれば確実に旧町名扱いできたろうに。神田区時代でも、1933年まではこの駿河台を冠とする町名が6つも存在していたようです。それが残っていたら良いよね。駿河台袋町、駿河台北甲賀町、駿河台南甲賀町、駿河台東紅梅町、駿河台西紅梅町、駿河台鈴木町。鈴木って。鈴木さんいっぱいいた町かよと思ったら本当らしいよ。鈴木姓の屋敷が多かったのだそうです。もしかしたら鈴木姓の発祥の地ではと思いましたがそれは和歌山県海南市でした。
そして下記の発見日を見ると随分昔に何だなと改めて思いますが、実はその数年前の確か平成15年位に初めて見たような気がします。その頃から本格的に旧町名を探していたらもっと多くの旧町名に出会えていただろうにね。
[発見日:平成19年4月11日]