【消滅した年】1983(昭和58)年
【現在の町名】西葛西、中葛西、清新町、臨海町
【感想・雑記】「にった」にあらず「しんでん」です。この新田というのは、江戸に幕府が開かれて以来近郊の川にそった耕地の開拓、開墾が奨励されていて、今の江戸川区、葛飾区、足立区には多くの「新田」という地名が生まれました。宇喜多や一之江という地名も元々はその後ろに新田とついていました。この新田の前に付いたのがその土地の開墾した者の名です。今回の新田は佐久間八郎右衛門という人が関わっているらしく、現在15代目と言われているほどの名家で、そのお屋敷は町内に観光案内的に場所の表示が掲示されているほどでした。
[発見日:平成30年8月12日]