【消滅した年】1966(昭和41)年
【現在の町名】三ノ輪
【雑記・感想】現在も「町」の無い状態で残っていたり地下鉄の駅名になっていたりなので、たいしたことのないものとお思いでしょうけれども、お手元の東京時層地図で新旧対照をしてみてください。そもそも今の三ノ輪も2丁目までしかないことに驚きですが、三ノ輪町はその現三ノ輪2丁目だけが町域だったのです。(現三ノ輪1丁目の旧町名は金杉下町です。
そのような条件下で調査した結果唯一これだけ現存していました。町だけ無いのであれば割と残っていそうなものですが。
三ノ輪町の成り立ちは、もともとは街道沿いの宿街とは言い難い泊まれる農家が三輪原宿といわれ、江戸時代に三ノ輪村⇒三ノ輪町が起こりましたが明治初期に一旦「原宿町」という町名に変わったのちに三ノ輪町という変遷を辿っているものの、肝心の三ノ輪という名前の由来がよくわかっていないと台東区が言っています。
[発見日:平成29年4月2日]