【消滅した年】1971(昭和46)年
【現在の町名】竹の塚、保塚町、西保木間、平野、六月
【感想・雑記】
足立区内には史蹟として古墳が残っています。それが入谷古墳跡と白幡塚古墳です。いずれも竹ノ塚駅西側に位置していますが、かつてこの竹の塚のエリアには無数の古墳が存在していたそうです。竹塚の由来はまさにこの古墳で、塚は古墳を指し古墳に竹が生えていたことが由来なんだとか。
そんな、東武スカイツリーラインの駅名でお馴染みの竹ノ塚。駅名は「ノ」、現町名は竹の塚で「の」、そして今回の旧町名は間に何も入らない竹塚です。
竹塚町は、竹ノ塚駅東側エリアのみならず、現在の足立区六月、保塚町、六町あたりにも飛び地として存在していました。それほど広範囲であったにも関わらず、今まで十数年発見することが叶いませんでしたが、ローラー作戦でしらみつぶした結果、古文書かという判別度合いではありますが現時点で僅か1件現存を確認することに成功しました。心で読むのです。
[発見日:令和3年4月18日]