旧町名をさがす会

かつては東京都内に存在し、そして消えてしまった旧町名。 このページは、行政上は消滅したものの、街角で未だに存在を確認することができた旧町名を紹介するものです。

【本郷區】駒込西片町


【消滅した年】1964(昭和39)年
【現在の町名】西片ほか
【町名の由来】
【雑記・感想】昨日の足立区花畑町の項で、最大地番について言及いたしました。東京23区の住居表示前に限定した場合の最大・最強地番は?という現代社会の抱える闇に一石を投じましたところ、能町さんより、茨城県には現行町名にもかかわらず10,000、15,000超えの猛者(と書いて地番と読む)が仰山おるで、との情報をいただきました。花畑町が「6759番地」とはしゃいでいたあの頃の自分が恥ずかしくなってしまったのですよ。

そんなわけで地方にはまだ見ぬ強豪(と書いて地番と読む)がひしめき合っている現実を踏まえつつ、東京23区の住居表示前限定で、本日時点暫定版の最強地番付を発表いたします。
横綱練馬区南町7179番地
大関練馬区田柄町6792番地
【関脇】板橋区板橋町6775番地
【小結】足立区花畑町6757番地
【前頭1】練馬区仲町6591番地
【前頭2】大田区大森6348番地

花畑町も良い線行っていたようで安心しました。

そんな地番の話ですが、単に数字の大きさを競う一方で、奇妙な地番関係の写真が今回の駒込西片町です。
ご覧いただいてわかるように、地番のうしろに「へ」が付いています。写真では隠していますが、への後にはさらに数字が続いています。地番数の大小以外の評価軸で捉えられる今回の「へ」ですが、似たような事例ですとたしか千葉県八街市や石川県のどこかも同じような文字が続いていたと記憶しています。

いずれにしても、地番というものには何か無限の可能性を感じて止みません。全国には数字+どのような文字列の組み合わせが存在するのか、はたまた何桁までの地番が存在するのか。530,000番地などの存在があり得るのでしょうか。そんなんスカウター壊れちゃうわ。

[発見日:平成26年2月2日]