【消滅した年】1968(昭和43)年ごろ(要確認)
【現在の町名】彦根市京町
【感想・雑記】23区の旧町名のストックが乏しいもんですから、こうやって他県の旧町名も平気で載せて延命するわけなんですよ。
2年前に三江線が廃線になるというのでサンライズ出雲でそれを見に行った帰りにひこにゃんを見に彦根で一泊しました。
あくまで旅行でしたので旅先で旧町名をさがすのはせいぜい早朝の1〜2時間程度なものですから当然1秒でも無駄にはできないのです。もちろん事前にその土地の旧町名情報をインターネッツなどで仕入れはしますが、情報として出てこない場合も多々あるのです。
幸いなことに彦根市は彦根市役所自らホームページで町名の変遷を掲載しているので大いに助かりました。
助かったと同時に次の問題点として立ちはだかるのが、そもそもその土地に東京23区のような形の旧町名が残っているのかという点です。望む形で残っている保証などあるわけがありません。そういう町多いんですよ。こればかりは実地しかありません。
そういった事前の葛藤を踏まえた上で、旅先ではホテルのレンタルサイクルに跨り早朝から文字通り右往左往をしています。結構な不審者であることは間違い無いのですが、旧町名と水があれば生きていけますから温かく見守っていてください。
早朝の彦根市内の旧城下町はこのような街並みでした。
そうこうしている間に最初に発見することができたのが、今回の「江戸町」です。
そして彦根市の旧町名はこんな形で残っているんです。関西電力のプレートです。東京で見かける「デンリヨク」と勝手に称している東京電力のプレートとは違い、関西電力はしっかり漢字表記なんですね。これは嬉しい。
もし彦根市に観光に行かれる際には、彦根城、ひこにゃん、そして城下町に形として現存している旧町名さがしも是非お楽しみください。
由来は調べていませんが、彦根市の他の旧町名も何点か発見できていましたので、いずれまとめて調べて見たいと思います。そして彦根シリーズはもう何回か続くと思います。早く東京に戻ってこれるように頑張ります。
[発見日:平成29年9月9日]