【消滅した年】1981(昭和56)年
【現在の町名】戸山、西早稲田
【感想・雑記】発見日はこんなですが、戸山町自体は旧町名さがし的に物心ついたあたりですでに発見してはいましたので、この日は戸山町ではなくその前身の「破損町」を探しに行ったのでした。
戸山町は1923(大正12)年に、この破損町と下戸塚町を町域として生まれた町名で、そこから58年間存続していた割と歴史のあったりする旧町名と思いそうですが、一方破損町はというと江戸時代の1731(享保16)年に誕生し、そこから192年間存続していたことになりますので、比較することも憚れるほど歴史ある町名だったようです。そもそも「破損」という何とも縁起が悪そうな響きをなぜ町名にしていたかと言いますと、「破損奉行」という役職に由来する町名だからです。破損奉行の職務は城とその蔵の管理・修理及びそのための木材の管理で、駿府城と大坂城にそれぞれ置かれていたそうです。この牛込破損町を由来とするのは「大坂」の方みたいです。それこそ大坂破損奉行にこの地が与えられそこから町家が形成されて「破損町」になったそうな。
そんな歴史と伝統のある「破損町」、今や一切面影がありません!破損しててもいいから何か残して欲しかった!