【消滅した年】1972(昭和47)年
【現在の町名】赤羽ほか
【感想・雑記】赤羽の地名の由来は、関東ローム層の赤土によるものということはさておき赤羽に関する興味深いエピソードがあります。
そもそもこの赤羽は北区〜王子区の前は岩淵町赤羽根という地名でした。その後赤羽駅ができたことで赤羽は経済的発展を遂げ、いつしか岩淵を押しのけ赤羽は王子区〜北区の中心になってゆきました。その後時は流れ住居表示実施により岩淵町全土が赤羽という町名に変更されてしまうという事態に発展します。岩淵町民としてはもともとは自分の部下であった赤羽君が、鉄道会社の大口の契約を持ってきたことで出世し自分の上司になるというようなものであり、こころよく思わないはずです。その結果、住民運動により岩淵町のみ現在も町名として存続されたという結果となりましたとさ。
[発見日:平成22年5月22日]