【変更した年】1947（昭和22）年
【現在の町名】神田須田町
【町名の由来】もともと農地で神田川沿いの砂洲にひらかれた洲田であったことに由来
【感想・雑記】千代田区はなかなか旧町名の発見が容易でありません。東京の中心であり古い御宅も少なく、ほぼオフィス街。そんな中で、今回の須田町に限ってはやたらと現存の「神田須田町」ではなく、「神田區須田町」表記が現存しております。原因として考えられるのは、旧町域が秋葉原近くの万世橋から神田駅の北側のあたりと比較的広範囲にわたっていることと、割と昔からの建物が残っていることなどかなと思いましたが、ぶっちゃけ「神田」が付いただけの変更なので残しておいても差し支えないということなんでしょうね。
須田町といえば旧鉄道博物館ですが、先週通りかかったところすっかり跡型も無く消え去ってしまっていました。閉館近くにミーハー根性丸出しで一度行きましたが、別れを惜しんでなのか、私と同じ動機なのかわかりませんがとてもゆっくり見学できない程の賑わいだったことが思い出されます。万世橋駅のホームに続く階段だったところをちょっとだけ見ることができたのもいい思い出です。
［発見日：平成19年3月31日］
［旧町名由来出典：江戸東京残したい地名（著/本間信治）P147］
